今回は、「みんなのFX」のスマホアプリ版の新規注文画面の各種機能や、新規成行注文時に設定できる注文オプションについて、ご説明していきます!
新規注文方法
まずはレート一覧画面より、 取引したい通貨ペアをタップすると、新規注文画面が表示されます。
注文オプション
オプションの一つとして、スリッページ設定がございます。
スリッページとは、
※注文発注時に、表示されている注文価格(レート)と実際の約定価格(レート)との間に価格差が生じることをいいます。初期設定の「10×0.1Pips」は、”1.0Pip(日本円が絡む通貨の場合1銭)までなら注文価格と約定価格の差を許容して約定させる”という意味です。
スリッページ設定
設定したスリッページ幅の範囲内で新規注文・決済注文が約定します。
【無制限】をタップすると、スリッページの有効/無効の切替ができます。スリッページを有効にする場合は、スリッページ幅を設定できます。(0~999×0.1Pips)
相場がかなり動いているときは、設定した方が約定率があがり相場の動きがすくない時には無効に設定することおすすめします。
決済同時発注
決済同時発注とは、
新規成行注文と同時に、決済注文の際の決済指値幅(利食い値幅)と決済逆指値幅(損切り値幅)をあらかじめPips単位で設定しておく注文方法です。
① 利食い(決済指値)
タップすると、利食い設定の有効/無効の切替えができます。
設定が有効の場合は、注文設定で入力した値幅(1~50000×0.1Pips)が反映されます。
※相場の動きが少ない7種類以外の通貨ペアは、10以上で指値幅を設定していただく必要があります。
② 損切り(決済逆指値)
タップすると、損切り設定の有効/無効の切替えができます。
設定が有効の場合は、注文設定で入力した値幅(1~50000×0.1Pips)が反映されます。
※相場の動きが少ない7種類以外の通貨ペアの場合は、10以上で逆指値幅を設定していただく必要があります。
③ 有効期限
利食いおよび損切り設定有効時の有効期限を設定します。
有効期限は本日中、今週中、今月中、無期限、日付指定から選択します。
・本日中:当日マーケットクローズまで
・今週中:金曜日マーケットクローズまで
・今月中:当月の最終営業日のマーケットクローズまで
・無期限:注文が約定・取消しされるまで
・日付指定:任意の日付・時刻まで
※マーケットクローズとは
米国冬時間の場合、AM6:50
米国夏時間の場合、AM5:50
両建注文
両建注文とは、
両建を「ON」にすると、同一通貨ペアの売建玉と買建玉を同時に保有することができます。
両建を「OFF」にすると、同⼀の通貨ペアの反対ポジションを保有している場合は「決済注文」として約定日時の古い建玉から順に決済されます。
メリットとしては、
一時的な損失の拡大を防げることです。
例えば、買いポジションを持っているときに相場下降が続けば、含み損は拡大する一方。 途中で売りポジションを新たに持てば含み益を生み出して、損失を軽減できます。
デメリットとしては、
・ 売買回数が増えて、スプレッドが増える
・強制ロスカットされやすくなる
・スワップポイントによる損失がでるケースがある
使い方によってはデメリットの方が、大きくなってしまいますので、使い方に注意しましょう。
時間成行注文
時間成行注文とは、
指定した日時になった時点で成行注文を発注します。時間は注文時の現在時刻から1分後以降で設定可能です。
① タップして、「ON」に切替えると、「発注日時」項目が表示されます。
② カレンダーのアイコンをタップすると、日時を指定できます。
相場の動きが読めるようになってきたり、大きな指標がある際に活用するのがおすすめです。
以上がオプションのご説明になります。
オプションですので、普段使いするというよりは、場面ごとに使い分けをして取引に生かしましょう。
最後に
今回は、新規注文のやり方についてご説明させていただきましたが、区別はそれぞれできましたでしょうか?
初めて取引をする方は、名前の読み方からわからないことも多いとは思いますが、一つずつ覚えていき有意義に取引できるようにがんばっていきましょう。
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後とも初心者の方にもわかりやすい記事作成を心掛けていきますのでよろしくお願いいたします。